外は台風、家は工事で水の使えない休日。
大荒れの合間を抜け出し、長町へ映画を観に行く。
映画の後、トイレへ。
おばちゃんが掃除をしている中、入る。
小の用を足す便器が並ぶところを探す。
奥を見渡す。
が、行き止まり。
また戻り、手洗い付近を見渡すもそれらしきものはなし。
再び奥へ入るがやはりない。
また戻り、また奥、そんな事を2、3度繰り返す。
どこ?
扉の並んだうちの一枚が「運命」のごとく開く。
ん?
女性が中から出てくる。
瞬時に状況が飲み込めない。
一瞬の間を置き全てが理解出来た。
「あ〜ごめんなさい」
女性、笑う。
「男子は、向こうですよ」
「あ〜すみません」
男子便所へ向かう背中から、笑い声が追いかけて来た。
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掃除のおばちゃんよ、なぜすぐに教えないかね。
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